ファイヤースターターの使い方

ファイヤースターターの使い方のご紹介です。
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まず、パーツの説明をします。
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左側がストライカーというマグネシウム棒を削って火花を散らすパーツで、右側のパーツがマグネシウム棒のついた本体です。ストライカーの下についているギザギザの部分でマグネシウム棒を削って粉をつくり、直線の部分をマグネシウム棒と擦り合わせて火花を散らします。ファイヤースターターは、この二つのシンプルなパーツをつかって火花を散らし火をつけるための道具です。ちなみに今回使っているファイヤースターターは、以前amazonで送料込みで170円くらいで購入したもので、紐だけ好きな色の紐に交換しています。

今回は、比較的着火し易いティンダー(火口)を使用しての使い方をご紹介させていただくのでこの小さいファイヤースターターでも大丈夫ですが、フェザースティックなど火花を多く散らして着火するような場合にはストロークが短いこのサイズはやりづらいのと、マグネシウムの棒が細いので頻繁にしようしているとすぐになくなったり折れたりしてしまいます。ですので、ライターと合わせて持っていく方、着火し易いティンダー(火口)しか使わない方のご使用や、初めてファイヤースターターをお使いになられる方は値段も安いこのようなものから試してみるのもいいかと思います。そしてファイヤースターターの使い方に慣れ、よく使うティンダー(火口)が決まってきたときに大きいものにするか、このような小さいものにするかをご自身のスタイルに合わせて選択していただけたらと思います。

それでは始めてみましょう!

 

写真のファイヤースターターは、何度も使用しているものなので銀色になっていますが、購入したばかりのものは黒皮がついた黒色になっています。黒皮がついたままだと火花が散らないので使う前に黒皮をストライカーで下地の銀色が出てくるまで削ります。
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それでは始めてみましょう!
麻ひもをほぐして丸めたものから火をつけてみたいと思います。
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まず、マグネシウム棒をストライカーについているギザギザの部分で削って粉をつくります。先にこの作業をしておくことで、飛ばした火の粉が引火し易くなりより火が付き易くなります。
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つぎに火花の散し方です。火花を散らすときは、ストライカーは出来るだけ同じ位置でマグネシウム棒の本体を手前に引いて火花を散らします。ストライカーを押し出して火花を散らすと、火をつけたい対象物にストライカーが当たって飛んでいってしまったり、アルコールバーナーではアルコールバーナーに当たってアルコールが飛び散ってしまったりして大変危険なので、必ず本体を手前に引いて火花を散らすようにしてください。
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それでは実際に火をつけてみます。本体を手前に引いて〜シュバッ!
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結構な量の火花が散って、ちゃんと火がつきました。
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つぎは丸めたティッシュに火をつけてみます。
やり方は麻ひものときと同じで、ギザギザの部分でマグネシウム棒を削って粉をつくったら、本体を手前に引いて火花を散らします。
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つぎは丸めた新聞紙に火をつけてみます。
新聞紙もやり方は同じで、ギザギザの部分でマグネシウム棒を削って粉をつくったら、本体を手前に引いて火花を散らします。
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最後はアルコールバーナーに火をつけてみます。
アルコールバーナーのときは粉をつくらず直接火花を散らして火をつけます。アルコールバーナーへの着火は特に危険なので、ストライカーの位置は極力動かさずマグネシウム棒の本体を手前に引いて火花を散らしてください。
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これでファイヤースターターの使い方は終了です。
ライターを使えば簡単に火をつけることも出来ますが、こういった少し不便な道具をつかって火をつけるというのもアウトドアの気分をさらに盛り上げてくれます。そして、ガスライターなどは気温が低くなると火のつきが悪くなったり、雨等に濡れると火がつけられなかったりすることがありますが、ファイヤースターターは気温に左右されることなく、そして濡れてしまっても軽く拭けばすぐに使えるようになるので、意外と使える場面が多かったりもするんですよね。
それではみなさんも是非チャレンジしてみてください!

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2014-12-26 | Posted in TOOL & GEARNo Comments » 

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