Bonfire Stoveをつかった炭火の熾し方

Bonfire Stoveを使っての炭火の熾し方のご紹介です。
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用意する道具はこちらです。
1.Bonfire Stove
2.焼き網(今回はユニフレーム ミニロースターを使用しています。)
3.ライター(今回はSOTO スライドガストーチ ST-480を使用しています。)
4.炭(今回は岩手切炭なら樫一級を使用しています。)
5.着火剤(今回はLOGOS ファイヤーライターを使用しています。)
6.金属製トレー(今回は使用していませんが直火NGの場所では使用してください。)

 

それでは始めてみましょう!
まず、Bonfire Stoveを組み立てて用意します。
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Bonfire Stoveの中に炭を縦に並べていきます。
※ 炭を縦に置くことで煙突効果により効率よく火が回ります。あまりギチギチに入れると空気の通り道が少なくなってしまうので適度な隙間をつくりながら並べていきましょう。
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炭をセットし終わったら一度Bonfire Stoveを退けて、Bonfire Stoveの下に入るくらいのサイズにカットした着火剤を並べて火をつけます。
CF_03新聞紙や広告などの紙を使用しても炭に火をつけることは可能ですが、火がついたまま舞ってしまったり灰がすごく出るためあまりおすすめはできません。もしどうしても紙からの着火をしたい場合は回りに燃え易いものはないか、回りで楽しんでいる方達に迷惑をかけないかをしっかりと確かめてから使用するようにしましょう。着火材が一番嵩張らないので、持ち運びも、火熾しも楽だと思います。

 

火のついた着火剤の上にBonfire Stoveを戻します。
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そのまま少し経つと炭に着火し火柱が上がるのであとはこのまま放置するだけ、簡単です!
煙突効果でどんどん炭に火がまわっていきますので、団扇で扇いだりフゥーフゥー口で風を送り込む必要はありません!笑)
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炭に火が回るまでの待ち時間で、火柱を利用してお湯を沸かしコーヒーブレイクです。
外で飲む挽きたてのコーヒーは香りも味も格別でリラックスできますね。
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10分経過した状態です。
火柱も上がらなくなり炭に火が回ってきましたが、あともう少しです。
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20分経過した状態です。
大分火が回ってきました。ここまできたらもう始めちゃいましょう!待ちきれません!!
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炭火で焼き鳥&エリンギを焼いています。ビールをいただきながら、このあと長芋にカボチャ、ソーセージなど色々な食材を焼いて炭火料理を楽しみました。炭火で焼いた食材は本当に美味しいですよね。ビールと食欲が止まりません。笑)
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火力が落ちてきたり炭の量が減ってきたら炭をお好みで足していってください。その際にそのままのサイズだと大きいこともあるのでちょっとゴツめのナイフなどあると、炭を割ったりしてサイズを調整できるので便利です。焚き火のときなどもBonfire Stoveに合うサイズに薪を割ったりフェザースティックをつくったりと、あると何かと便利だと思います。ちなみに僕はMORA(モーラ)社のコンパニオン ヘビーデューティMGというナイフを使っています。料理などには全く向きませんが、刃厚が3.2mmあるのでバトニング(ナイフを叩いて木を割ったりすること)など少々乱暴な使い方をしても大丈夫なのと、刃がしなりにくくグリップ部分も持ち易いのでフェザースティックをつくったりなどブッシュクラフトをするときは非常に便利でコストパフォーマンスに優れたナイフです。

 

これでBonfire Stoveでの炭火の熾し方は終了です。
Bonfire Stoveは重量と耐久性のバランスを追求した製品なので、炭火など火力の強いものを使ったあとは特に底板が変形しますが問題はありません。手で軽く戻してまたご使用ください。
それでは、みなさんも是非チャレンジしてみてください!

動画はこちら>

 

今回使用した焼き網:ユニフレーム ミニロースター
四角い焼き網だと焼けたものを逃がす場所に困るのですが、この焼き網は丸い形状なので焼き上がったものを両サイドのBonfire Stoveより外側の部分に置いて温めておけるので使い勝手がよく非常に重宝しています。

今回使用したライター:SOTO スライドガストーチ ST-480
火口が伸びるのでBonfire Stoveとの相性もバッチリで、ガスも充てん式で経済的!あまりに使い勝手がいいので、このライターを使い始めてからはずっとこればっかり使用しています。

今回使用した炭:岩手切炭なら樫一級
この炭は、入手し易く火付き火力が良く、爆ぜもほとんどありませんし、高さが6cm程度にカットされていて非常に使い易いコストパフォーマンスに優れた炭です。外国産などによくある異臭もまったくありません。いろいろな炭を試しましたが、現在はこの炭か土佐木炭 樫一級をよく使用しています。

今回使用した着火材:LOGOS 防水・ファイヤーライター
着火材も色々使ってきましたが、この着火材がいまのところ僕の知る限り最強の着火材だと思っています。火付きの悪いものや立ち消えしてしまう着火材も多いですが、僕はこの着火材でいままで一度もありません。固形で携帯し易くカットして分量を変えて使用することもでき、燃焼時間も13〜17分と長く水に濡れても消えることがありません!ただし、少々臭いがあることと煤がでるのが玉に瑕なんですが…これよりスゴイ着火材をご存知の方がいらっしゃったら教えてください。笑)

 


2014-12-03 | Posted in TTF GEARNo Comments » 

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